SANTANA  

13日は、誘われてSANTANAのコンサートに行ってきました。


パートナーが遅れてきたので、入口のところで待っていたら

40代位~の人たち、年配のご夫婦なんかもたくさんいらしていて、

こんなに「大人」が集まるエンターテイメントは、あまり見たことがないなぁと思いました。


背広を来た人がチケットを片手に楽しそうに歩いてきたりするのを見るのは、

何だか気持ちがよかったです。

ヨーロッパなどでは、「大人」が集まるレストランや会場って結構ある気がしますが、

もっともっと日本にも、「大人も楽しめる場所」が生まれたらいいなぁと思いました。



少しだけ遅れて会場に入ったら演奏は既に始まっていて、

最初は大音響にちょっとだけ圧倒されてしまったのですが、

トローンボーンの音などを聴いているうちに

だんだんと自分がその場になじんでいくのを感じました。


実は私、誘われるまでSANTANAを知らなかったのですが

(そういう意味で「場」というのは、

 ずっと行きたいって思っていた人たちと、

 タイミングが合ってその場に行くことになった人たちが一緒になって混じり合うもので、

 面白いなって思います)


音楽を聴いている内に、「小さくまとまりたくないな」という思いが出てきました(笑)。


別に手広くやるとか、大きく動くのがより良いとか言いたいのではなくて

(それを目標にしてしまうと、その「型」を追いかけてしまう気がするので)

それは自分の心の中で感じることだけれど

「自分にとっての安全パイを取りすぎて、

自分で自分のこと、自分の世界をつまらなくしている部分はないかな?

もっと気持ちよくやりたいことやろう。表現しよう」

みたいな気持ちになりました。

自然にそういう気持ちが湧き上がるなんて、やっぱり音楽ってヒーリングですねえ。(^^)




また、SANTANAはステージであまり話をしなかったのですが

短い言葉で「Don't look up! Don't look down! SAME!!」と言っていて、

それは私には「上に見ることも、下に見ることもしないで。同じなんだ」と聴こえて、

結構胸に響きました。


人間は「いいな」と思う人を、神聖化してしまったり、

「自分から見てパーフェクトで欠点がない」と思い込んでしまうと、

現実のその人と自分の思いが少しでもずれたときに、

必要以上に相手をさげすんだりしてしまう傾向があるのではないかと思います。


特にスターと言われる人たちは、そんな波に揺られて、

浮き沈みのある人生をおくる人も多いように思いますが

皆、それぞれの人生を、

そのときそのときその人らしいやり方をどこかで模索しながら一生懸命生きているんですよね。。


私は人がきらめくのを見るのも好きですし

孵化するまでの時間もいとおしく感じます。

そして、何かあった後に再起するのを見ると

人間の潜在的な力というものはすごいな、と思います。


コンサートに行っても

人間のことを考えてしまう私は

色々あっても人間に興味があって、

ようするに人間が好きなのだと思います(笑)。


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☆SANTANAに興味を持った方は、よかったら調べてみてくださいね。

 私もU-TUBEから2曲選んでみました。 ↓